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No.41 世界のSRTテクニック(9)
2018年、Wooden Hand は日本、ドイツ、ニュージーランド、イギリス、アメリカのクライマー達10人のSRTを紹介した小冊子を出版しました。これから毎月彼らを一人ずつこのページで紹介していこうと思います。
‘PEACEFUL WORLD’ (平安な世界) by ポール ポインター(日本)
かつて、『DdRTが最良のシステムだ』と考える人々と『SRTが最高だ』と考える人々の間に緊張が存在していました。そんな事はもちろんナンセンスです。どちらのシステムにも優れた点があり同時に欠点があります。ロープワークにおいてはその2つのテクニックに垣根を作ってはいけません。『平安な世界』はその2つを統合し、どちらからもその良い部分を頂こうというものです。
ポール曰く
『(カラビナを)逆の形にセットすれば回収できます。』
『これは簡単に素早くミッドライン(ロープの途中)にセットできて回収もできます。』
『半分は固定され (SRT) もう半分は動きます (DdRT)。』
『’平安な世界’によってクライマーは2つのアンカーの間で安全にワークポジショニングができるようになるのです。』
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